ごきげんよう、みなさま。おねえさまです。
デスティニーチャイルドのお話。遂に開幕いたしましたラグナブレイク シーズン1。前回のナンバリングが何故かシーズン0でしたから、第二回目ですが今回はシーズン1と表記されております。
本来であればもっと早くに水レイドが開催される予定でございましたが、何かしらの事情で無期延期となりとても長い準備期間を終えて火レイドが先にお披露目となった形ね。年末年始のゴタゴタでだいぶ魔王候補生たちの反感を買っておりましたが、そこからは緩和やばら撒きをせっせと行ったおかげでだいぶ鎮火した感じはいたします。ただ単に人口が減少しただけかもしれませんけども。
落ち着いたところでの満を持しての目玉コンテンツの開催でございます。前回はわたくしが満足するくらいの難易度ですから、世間一般では相当厳しいバランスに調整されておりました。さすがに今回までも非難を浴びせるようなバランスでは今後の運営が傾く危険がございますから、調整に関しては相当神経を使って行っていると信じたいわ。
今回はメイドカフェを舞台に登場人物それぞれの思惑が交錯するドタバタ劇を楽しむこととなりました。ゲーム本編とは別として物語上でのリザとモナの強キャラ感は相変わらず凄いわね。大体の悪魔やチャイルドがひと目置く存在として描かれておりますから、そのギャップが楽しめる。
やっぱりヘタレ主人公が有能お姉さんたちに毎日振り回され苦労が耐えないという構図は外れないわね。こういう組み合わせは源流をたどればおとボクに行き着くわけですから、わたくしが好むのも無理はない。大好物なのよ私にとっては。
ストーリーやイベントのシナリオも大概面白いですし、声の演技もとても聞きやすい。各チャイルドのキズナシナリオももれなく楽しめますし、日本版の作家陣は相当頑張っていると思うわね。確か本国の内容をそのまま翻訳するのではなく、日本人に向けて作家陣を用意してちゃんと作り直しているそうですから、それが実を結ぶ形になっているのでしょう。
普段こういうシナリオは飛ばしてサクサク進むタイプのわたくしがお利口さんに目を通しているのですから、キャラの魅力とシナリオがしっかり噛み合っているのだと思います。CVも私が邪魔と思わないくらいですから、キャラに合った声優選びが出来ているのね、きっと。某クイズアプリの新キャラとは大違いだわ。
Live2Dとバストアップ形式による会話シーンの相性は素晴らしいわね。ただ棒立ち状態の立ち絵でひたすら紙芝居を繰り広げるだけの粗末なゲームは、デスチャ運営の爪の垢でも煎じて飲むとよいでしょう。
肝心のレイド内容ですが、前日の記事でご紹介した変更点が見事に活きた内容となっておりました。以前と比べレイドボスを叩きまくる負担が激減し、相当気軽に参加しやすいバランスに生まれ変わっております。やればできるジャな~いと頭を撫でてあげたくなるくらい、今回のラグナレイドは周回しやすいものになっているわ。
特に便利と思ったのがブレイクアゲインで、前回与えたダメージをもう一度与えられる仕様は大いに手間を省く便利機能として働いているわ。わたくしは初日で早々にLV40踏破出来ましたし、フレンドを見ても前回より明らかに進むペースが上がっていると思います。これだけ周回しやすくなれば、ライトユーザーも気軽に殴りに出かけられるのではないかしら。
3倍速機能も相まって、LV30までは記事で紹介する必要もないほど駆け足で消化いたしました。そもそもLV30までは前回のラグナレイドもそこまで厳しい内容ではありませんでしたから、消化試合もいいところなのよ。それをストレスフリーで消化することが出来るような環境を作れたことは素晴らしいことですね。
前座であるLV30までを叩き終えると、LV31からは遂に本戦となるモーガン単体とのバトルが始まります。LV30帯はスキル発動の取捨選択が発生し、2倍速で戦っていると高速で判断しなければいけないトラブルが次々舞い込んでくるためそれらを確実に処理していく作業を楽しむことになるかと思うわ。
まず前回のクランプスと比べると、一気にパーティを半壊させるような危険な挙動はありませんでした。それでいて注意しなければいけないのが出血デバフをばら撒いてくることで、これがアタッカーに重なると一気に劣勢になります。特にフィーバータイム中にアタッカーが出血状態になっているなどもってのほかで、全体を通しいかにこの出血デバフを打ち消しながら立ち回れるかが鍵となるわ。
よって、今回のキーマンはコラボキャラの「雪ミク」であるのは間違いありません。彼女のスキル発動タイミングには細心の注意を払い、先の展開も予測しながらノーマルスキルを打つかスライドスキルを打つかの判断をしていかないといけないわね。ただ注意は払いながらもドライブゲージは常に回転させていないといけないため長考は禁物で、冷静で素早い判断が出来るよう頭の中である程度組み立てておきましょう。
基本的にはノーマルスキルで小出しで回復をしていき、アタッカーが出血状態になったときはすかさずスライドスキルで解除を試みるのが良いでしょう。アタッカー以外が出血したときは、わたくしはまずはノーマルスキルで様子見をし、出血が立て続けに付けられるようならスライドスキルを発動するといった具合ね。ただ、出血解除が確率で発動な以上いつかは不発に終わるときがあります。その時は雪ミクのドライブスキルで対処しましょう。
直前に発動したドライブスキルは次の期間ゲージが100%になったとしてもすぐには発動可能状態にならないという仕様がございます。フィーバータイム突入に合わせて打てるよう2回目のドライブスキルで雪ミクのドライブスキルを発動させるのは、何か事情がない限りは避けたほうが安定したフィーバータイムが狙えるわ。雪ミクのドライブスキルを発動させるなら1回目か3回目がベストだと考えているわ。
出血もしていないのにスライドスキルばかり連発していると、スキル回転率がガタ落ちしてしまい雪ミク一人ではパーティを支えきれなくなってしまいます。逆を言えば発動タイミングさえ間違えなければ今回のLV30帯は雪ミク一人だけでパーティを守りきれるとも言い換えられるわね。雪ミクさまさま、雪ミクの加護を存分に受けながら残りのメンツは火力を叩き出すことだけに集中すればよろしいわ。
その他の立ち回りは通常のレイドボスとほぼ大差ありません。最低3回はフィーバータイムに突入できるようスキル回しを管理したり、敵のドライブスキル発動間近に迫ったらこちらのHPを整えたり、フィーバータイムに突入するときはしっかりと火力バフを炊いた状態で突入させる…といった基本的なことでございます。
前回のクランプスはLV30帯になると「諸刃」や「憤怒」を使用してこちらに事故を頻発させる恐ろしいレイドボスでしたが、それと比べればモーガンはだいぶ可愛らしい戦闘力に収められたと思います。手持ちの駒が少ない初回レイドにクランプスのような強敵を配置し、ある程度みなの戦力が整ってきた第二回目にこんなマイルドなボスを配置するなんてどう考えても順番が逆よねえ。
それでなくても今回からはボスを撃破しやすい仕様に色々と変更が加えられておりますから、戦力にまだ自信がない魔王候補生たちもスレイヤーズレイドが解禁されれば須らくLV40踏破は出来るのではないかしらね。事前にレイドボス攻略に適している★5キャラを配るという運営の配慮も続いておりますし、とても優秀なバランス調整であったと褒めて差し上げましょう。
次回はある意味ここからが本番であるLV40の死闘をご紹介いたしましょう。