【雑記】本日のおねえさまの生態 19/05/25

【ONE PUNCH!!!】

ごきげんよう、みなさま。おねえさまです。

最近『ワンパンマン』という漫画に心を奪われ、全巻購入いたしました。漫画を全巻一気にまとめ買いするなど何年ぶりでしょうか。現在アニメ2期も絶賛放映中の作品ですが、きっかけとなったのはアマゾンプライム にワンパンマンの1期が追加されたことでございます。こちらもアニメを一気見することになりまして、アニメ漫画ともにここまでノンストップで楽しんだ事自体とても久しぶりな出来事だったわ。

ワンパンマンの魅力は登場人物だったり演出だったりシナリオ構成だったりとたくさんありますが、根本は時代劇のような楽しみ方と似ておりますね。道中紆余曲折はあるものの、最後には圧倒的な力を持つ主人公が悪を成敗する、ワンパンでケリをつけるという展開。『水戸黄門』で黄門様御一行が印籠を見せ悪をひれ伏させたり、『暴れん坊将軍』の吉宗公がチャンバラで悪を成敗する…そういうお約束によって結末が保証されているのが魅力の核ではないかしら。

最近のワンパンマンは登場人物も盛りだくさんになってきたおかげで主人公であるサイタマの出番が減りつつあるため、当初のようなお約束ばかりではなくなってきておりますが…これはこれで面白くさせているので問題ないわ。日本人のDNAに刻まれている娯楽のお約束でしっかりと心を掴み、そこからは作品としてのバリエーションを広げていく。素晴らしいコンビネーションでございますね。

無敵の主人公が最終的にはワンパンで解決するというお約束が用意されている以上、見方を変えればそこまでのヒーローたちのやりとりというのは全て噛ませ犬扱いになってしまうという一面もあるわ。ですが、そこはキャラクターの魅力と多彩な演出によって、そんな野暮なことを考える隙を与えていないのが凄いところよ。

わたくしとしても他のヒーローたちの健闘ぶりというのは読んでいてもれなく楽しめておりますし、むしろ苦戦すればするほどサイタマが登場したときのエクスタシーに繋がるわけですから、強すぎるヒーローという設定を上手に使いこなしておりますね。強すぎるが故に大衆から正当な評価をされないサイタマや、実力的に見せ場を作るのが難しいヒーローたちの葛藤の描き方など、戦闘面以外でも徐々に深みが増し作品として成熟してきているわ。

現在単行本は19巻まで出ておりまして、お話的には怪人協会に押されっぱなしのヒーロー協会ですが、主力であるS級ヒーローたちが集結し敵アジトを叩きに行くという流れだったかしら。最新刊はもはや第二の主人公であるガロウにひたすらスポットライトを当てて展開されておりましたので、シナリオ的にはあまり進まなかったわね。わたくしは一気読みをしたので気になりませんでしたが、一話一話ずつ読んでいた人はちょっとやきもきする展開速度かも。

でも、ガロウはガロウでまたいいキャラしているのよね。ヒーロー狩りというアンチヒーローとしての敵役かと思いきや、これがどうして話を重ねるごとにいい男になっていく。怪人に憧れながらも人としての心を捨てきれない彼は、最終的にどのような自分を選ぶのか。話の続きが気になるのは間違いないのですが、ガロウのキャラとしての厚みを増していく今の展開も非常に魅力的でございます。19巻出たばかりだけど、20巻が待ち遠しいわねぇ。

そんなワンパンマンは現在アマプラでもアニメ版を視聴することが可能でございます。アニメに関しては1期は間違いなく楽しめる傑作ですから、暇を持て余している方はぜひ視聴してみてはいかがかしら?



【すくすく育つおねえさま】

黒い砂漠モバイルのお話。

意外と続いているこのアプリ。ジャンルがMMOでありながら、想像以上のソロゲーであったデザインが功を奏したのかマイペースで遊べているのが長続きのポイントなのかもしれません。

韓ゲーのこういった戦闘力を競うタイプのアプリは、課金額の割合がそのまま面白さに反映されるタイプばかりというのが基本的なイメージでございました。黒モバも最初はそんな感じだったのを覚えております。誰々が数百万課金をしてレア武器を当てたとか…そういうことが話題になるような時期がありましたし、これも例に漏れずそういうタイプの大富豪以外が手を出したらイケナイ系ではないかと。

ところがある日を境に緩和や配布を積極的に行うスタイルへと変わり始めます。正確に言えばしっかりゲームを遊んでいれば、十分なほどのリターンが返ってくるようになったという感じ。時期的にも大量に獲得したユーザーが弾け飛ぶ前ギリギリであったので、手遅れになる前の路線変更に一応は成功したと思うわね。

ゲーム性としてMMOと言いながらも基本的にはソロゲーのオート放置ゲーでございますので、そういった面で想像と違う内容にやめてしまう子は緩和やばら撒き云々では引き止めることは出来ないわね。このアプリが長続きする子はディスコードなどで毎日盛り上がっているギルドで団体戦を楽しみたい層か、私のようにコツコツマイキャラを育て、日々徐々に強くなっていくさまを見るのを楽しめる性分の層ね。よくいうたまごっちを育てているのと似た感覚。

おねえさまは月3,4000円ほどの課金をしておりますが、これで十分楽しめている内容なのでとても満足しております。この課金も必須というわけではなく、楽しめているからこそ少し課金をして更に面白さに厚みを持たせているだけに過ぎないわ。このアプリの課金は基本的に時短行為に当たるため、極論を言えば無課金でもいつかは廃課金の領域にたどり着ける。課金をしないとどうしようもない感が取り払われたのは素晴らしいわね。

ただ、せっかくここまで遊びやすくなっているのに、昔のイメージを引きずったままゲームをあまり理解しようとしない子がうちのギルドにもちらほらいたのが勿体無いわね。それだけ昔はシビアだった証拠でもあるのだけど、黒モバも黒モバで積極的に新しい情報を集めないと色々と取りこぼす要素が多すぎるというのも実際問題だわ。システムやゲームデザインが複雑すぎるのよね。ただなんとなく遊んでいるだけではMAXの面白さを体感しづらいゲーム。


【戦闘力3700に乗りました】

今の進捗状況がこちら。当初は神話装備など積極的に課金をしなければ半年は無縁のものと思っておりましたが、運営の思い切った緩和によって集めることが出来ました。これらは全てシャカトゥ産なのですけど、このゲーム内通貨で引けるシャカトゥガチャは短期間に何度か緩和が行われたことでユーザーたちを混乱させる形となりました。

が、迷惑をかけた分排出率に関しては相当に甘くなっております。伝説装備ですら狙えなかったガチャが今や神話装備入手も現実的なラインにまで引き下がっているのですから、沖縄名物ちんすこう並に甘くなったのは間違いない。最初はお金のかからないガチャで神話装備をゲットしようなどおこがましい!と卑屈になっていたおねえさまですが、いざチャレンジしてみると簡単に集まっちゃうじゃなーいという感じだったわねぇ。

勿論簡単にとは言ってもそれなりに金貨は集めなければなりません。大体の体感として10000枚使ったら神話装備1つは期待したいという感じかしら。わたくしの場合はそこまで引きずることはありませんでしたが、ここまで揃えた感想としてはこれが一つの目安になるでしょうか。

金貨集めに関しては同時に行われた運営のテコ入れも非常に効果的でした。特に大きかったのが討伐書の複数消費機能の実装。これによって討伐速度が3~4倍に加速することが出来たことで、討伐書の大量消費が手軽になり金貨を一気に入手しやすくなったわね。実装前はわたくしですら討伐書の消化が面倒だと思っておりました。このおねえさまが面倒だと思うくらいですから、これはもう一般人などとてもとても消化できるはずがありません。

今の遊びやすい黒モバは運営の度重なる修正と緩和の賜物でございます。もっと決断が早くても良かったのではないかと思うものの、まだ手遅れになる前で良かったのではないかしら。今どきのスマホMMOとしてはだいぶ良心的なゲームデザインに改良されているわね。毎日コツコツと成果を積み上げて育成するのが好きなそこのあなた、さぁ一緒に黒い砂漠モバイルをいたしましょう。そしてついでに私のギルドに加入し、馬車馬のようにポイントを稼ぎなさい!



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