インペリアルサガ : シリルの試練を喰らう

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ごきげんよう、みなさま。おねえさまです。

インペリアルサガのお話。ようやく術開発施設のグレードアップ工事に着手出来ることが出来ました。工事が完成するまで60時間待機せよという2日間眠り続けて起きてもまだ終わらないスケールも大概なのですが、後半からの施設改造で一番の問題となるのはその待機時間よりもグレードアップのために必要なポイント稼ぎ。

術開発施設と装備開発施設をグレードアップさせるには、家臣たちを生贄に捧げることでポイントを貯めていく必要があります。当然ながらレアリティが高ければ高いほど貯まっていくポイントも増えるのですが、頻繁に課金を繰り返していない限りは戦士以上の家臣を贄にすることはほぼほぼありません。

となるとメインの生贄はゲーム内で集める名誉ポイントで回せる無料ガチャで排出される家臣たち。そのほとんどが兵士や上級兵士というレアリティの低いものたちばかりですから、後半の必要経験値が莫大に膨れ上がった施設のお腹を膨らませるのはとても大変なのよねぇ。実際私もグレード6になってからは一ヶ月くらいコツコツと家臣を食べさせ続けてようやく改築可能にまでこぎつけましたから、ここからは本当に先が長くて萎えるわ!

無課金プレイだと術士キャラをまともに使えるようになるには、半年から一年はかかる…といわれている理由はここですね。待機時間ではなく餌となる家臣集めが非常に限られているため、強力な術が覚えられるグレード10までポイントを貯め続けるのが地獄なのだわ。課金をひたすら繰り返して戦士キャラを惜しげもなく餌にし続けないと無理ね~これは。

ただ、グレード7になると闇術でダークソードを習得できるようになるから、これでようやく戦術に幅も出来るというものでございますのよ。火力アップ補助が増えただけなので、脳筋特攻根性が加速しただけともいえなくもありませんが。

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現在開催されておりますイベント「神々の試練 シリル編」をメインに遊んでいるおねえさま。今回の目標も最高報酬がもらえるランキング10%以内へのランクインでございますが、そこは問題なく圏内には入れそうだわ。

この神々の試練というものは名前こそ厳かな感じですが、やっていることは普通の連戦バトル。普段と違うところはリザーブで5人控えキャラを加えた計11人PTで連戦を繰り返していくというもの。なんていう数の暴力ですの!恥を知りなさいおねえさま!と罵られるかもしれませんが、試練1つにつき5~10回の連戦を強いられるため全くもってフェアな戦でございますのよ。

低層ならばいつものレギュラー5人でなんなく突破できるくらいゆるいイベントなのですが、大体試練30あたりくらいから敵さんも本気を出してくる構成になってまいります。11人で戦えるといっても道中でのHP,SP管理は必要で、連戦だからこそのいつもとは違う戦略要素が発生するため、ちゃんと考えて攻略するとそこそこ面白い。

インサガの戦闘システムの肝はいかに被弾せずいかに消費SPを抑えながら敵陣を突破していくかを考えながら進めていく詰将棋のようなところでございます。被弾を抑えようとすると消費SPがどんどん増えていきますし、消費SPを節約しようとするとその分被弾するリスクが増えていく…このバランスをうまくとりながら、攻勢に強弱をつけていくのが醍醐味といった感じでございましょう。

第30の試練を越えたあたりから、私も戦闘で長考することが一気に増えましたし、コンバットイベントとは違い傷を負うとそのままダメージが残ってしまう仕様も相まって慎重に事を運ぶようになったわ。そんなわけで60あるうちの第40の試練までは何とか突破。このあたりになると我が軍では半壊していることも少なくなく、再度出撃するための傷薬も一気に底をついてしまい、一気にテンポダウンしたのが実情。

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シリルの試練では森の神というだけあり、強敵は植物系モンスターが多めに配置されております。植物系には滅法強い斧レンジャイのプルとケルートちゃんが常在しておりますから、ここまでは何とか火力で押し切れていたわね。ただこのキングモクがとても強くて、第41の試練では殴り負けてしまったわ。4戦目でSPを温存するあまりようせいちゃんを落とされてしまったのが敗因ね、まったくもう残り1ドットくらいのHPだったくせに!

とはいえ、このあたりまで来ると敵がどれだけデレてくれるか次第で勝敗が決まるような世界になってきているのだわ。手持ちの戦力は限られておりますし術も全然開発が進んでいないため、結局殴り勝つしか道は残されていないからしょうがないのだけど。

試練の報酬自体も40以降はかなり控えめなものにランクダウンされているため、ここから60までは趣味の領域に近いところはございますわね。暇を持て余した神々の軍勢が力試しにじゃれ合う感じの。だからこそ10%以内が危なくならないうちは、まだ回収していないハロウィンイベントの地獄の爪獲得に全力を注ぐことにいたします。おっぱい忍者かクーンのどちらかを選ぶにせよ、結局どちらも体術タイプですから爪は必要となります。

ただ、ちょっと気になることが増えてしまいまして…

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次回のアプデから始まる新イベントでアルカイザーなどの新キャラが登場するのですが、それと同時に実装される天帝のメンツが危険なのよね。

 ■新規家臣の追加

  ・アルカイザー(戦)(帝)
  ・メタルブラック(戦)(帝)

   ※入手方法(ガチャや作戦報酬など)は家臣ごとに異なります。

 ■新たに覚醒可能になる家臣

  ・グレイ(帝) ※剣
  ・ジェラール(帝) ※剣
  ・サラ(帝) ※弓
  ・ヒューズ(帝)
  ・アルカイザー(帝)
  ・メタルブラック(帝)

というラインナップになっておりまして、上3つは何だかよくわからないチョイス。単純にイマイチ活躍できていない帝キャラをピックアップしただけなのかもしれませんが、ヒューズが入っているのはイベントに関係しているとかなのかしら?いきなり新キャラが覚醒までいけるという時点で課金を煽りまくっておりますけど、ヒューズはカタログスペックだけでいえばSランクの優良帝キャラなのよねぇ。おまけに全体奥義持ち。

てっきりしばらくは冴えない帝キャラの救済として天帝を実装していくのかと思いましたが、どうもそのようではないご様子。この感じで進めていくと、微妙なキャラは悪くない程度のレベルのキャラに留まり、強いキャラはより手がつけられない極悪キャラになる…という格差が結局縮まらない感じになりそうだわ。

でも難しいところよねぇ~。やっぱりゲームって格差をつけないと射幸心を煽ることができませんし、みんながみんな同じくらいの強さに統一されたら正直面白みがないのも事実。もとを辿れば、覚醒すると全員同じ強化がされるというバランスも個性もへったくれもない調整でゴーサインを出した運営が一番悪いのですけど。ただの一時しのぎにしかならないわね。

覚醒というシステム自体喜んでいるユーザーっているのかしら?どうせいずれは全員覚醒するわけで、せっかく縮まった差もいつかは元に戻るわけだから根本的な解決になっていないし、何より同キャラを重ねるという行為のせいで自分の好きなキャラが強くなって嬉しい~よりも、もう一体集めなきゃ…いつまでも覚醒できなくて辛い…とフラストレーションを溜めるケースのほうが絶対に多くなるはず。

こういうキャラ強化の試み自体はさておき、同キャラを重ねるという仕様にしたのは失敗だったわね。手間を惜しんだ安易さと下心がミエミエの集金方法で一気に胡散臭くなった。どうせ覚醒させるならガチャさせるのではなくて、イベントでハムハムさせて集めたアイテムで家臣を覚醒させる…という方式のほうがよっぽど愛が詰まっていて好意的に見えるけどもね。周回させる理由を自ら潰していくってだめでしょ。

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